リウ・ウェイによって飾り立てられたエスプレッソ用とカプチーノ用のカップ&ソーサーの新しいセットに加え、他に類を見ないユニークなイリー250g入コーヒー缶も発売されます。
1992年に始められたアート コレクション プロジェクトは、世界中から選りすぐられた確立したアーティスト並びに新進のアーティスト達の創造的な貢献によって、すでに70種類以上が発売されています。2006年、日常のコーヒーを飲むという儀式を盛り上げ、ささやかなアートへの接触の機会をもたらすため、そして、このシンプルで実用的なものに過ぎないアイテムを、価値がある独創的なデザイン・アイテムへと変身させるため、このプロジェクトは、カップだけでなくコーヒー缶へも拡張されました。商品上に記載が必要な事項はすべて透明なフィルムに印刷されており、それを簡単に取り除いて缶を開けることによって、アーティストのオリジナル作品が美しく蘇ります。
缶に施されるデザインは、丸びを帯びたイリー缶の円柱形状にぴったりとマッチしており、それらは見る者に都会的な景観を想像させますが、高度に空想化された次元を表現する、間違えようがない本物のリウ・ウェイ作品を定義するものです。
成功した若い中国人芸術家であるリウ・ウェイが、新たに発売される魅惑的なイリー アート コレクション缶を飾ります。
リウ・ウェイ
リウ・ウェイは、1972年に生まれ、1996年に美術の杭州アカデミー・オブ・ファインアーツを卒業した、中国で活躍しているアーティストの中で最も興味深い若手アーティストの一人です。彼は彫刻、写真術、動画、絵画および装置に至るまで、多くの芸術形式によって創造性を表現します。リウ・ウェイの初期作品が、文化的・社会的および政治的思想を探求している一方、彼のより最近の作品では日常的アイテムやセラミックを含む素材の「(内に含まれた)隠れた価値を求める」点に焦点を当てています。
彼の直近の個展は、ニューヨークのレーマン・マウピン・ギャラリーで2013年に開催された「リウ・ウェイ」、上海の民生美術館での「三部作」、北京の今日美術館での「無数のもの」で、後者二つは両方とも2011年に開催されています。さらに、彼は他にも多くの国際的な有名展示会にも参加しています(以下)。アラブ首長国連邦「シャージャ・ビエンナーレ」(2010年)、パリ・ポンピドゥー・センター「DREAMLANDS」(2010年)、ルクセンブルグMUDAM現代美術館「チャイナ・パワー・ステーション・パート3」(2008)、オスロAstrup Fearnley近代美術館「チャイナ・パワー・ステーション・パート2」(2007年)、第4回広州トリエンナーレ(2012年)、第6回釜山ビエンナーレ(2008年)、第9回リヨン・ビエンナーレ(2007年)、第51回ベニス・ビエンナーレ(2005年)。彼は2011年には「ガレリア・イリー・ロンドン」、その翌年にも「ガレリア・イリー・北京」にてイリーとコラボレーションしています。